ビジョン「アノマリーな存在であり続ける」に込められた想いとありたい姿

こんにちは!アノマリーマーケティング編集部です。
アノマリーマーケティングが掲げているビジョン「アノマリーな存在であり続ける」。
他ではあまり聞かない”アノマリー”という言葉にどんな思いが込められてるのか、代表の小田にインタビューしてみました。
なぜ会社のビジョンに「アノマリー」を選んだのか
ーーーそもそも「アノマリー」って、どういう意味ですか?
アノマリーは、直訳すると「異常」や「例外」といった意味があります。
要するに”普通じゃない”ってことですね。
また、投資用語でもあるのですが、「理論的に説明できないのに、高い確率で発生する相場の傾向や規則性」のことを指します。
僕はこの、「説明できないけど、確かに存在する」って感覚が好きなんですよね。
ーーー なぜ会社のビジョンに「アノマリー」を選んだんですか?
我々が支援しているマーケティングって、アノマリーの意味と似ていると思うんですよね。
マーケティングの成果ってどんなに戦略を綿密に設計しても、理論的に説明できないケースが多いと思います。
でも、間違いなく今まで積み重ねてきた施策の上に発生しているだろうなって感じていて。
また、理論的に説明できないマーケティングの成果を再現性高く出すには、運用者が”普通のまま”ではできないと思ってるんです。変わっていたり、狂っていたりする部分があるからこそ成果を出せるんじゃないかなと。
だからこそ、それらの意味を保持している「アノマリー」という言葉が最適だと思ったんです。
なにより、僕自身が「普通じゃないこと」を経験してきたことで上手くいったなという感覚があることが大きいですね。
「短期間でぎゅっとこなす」ことで、新しい経験・知識をかなりディープなレベルで得ることができる
ーーー「普通じゃないこと」というのは、具体的にどんなことをされたんですか?
色々やってきてはいるんですけど、印象深く残ってるのは「25歳の時に香港のザ・リッツ・カールトンに宿泊したこと」、「幹事なんてしたことがないのに100人規模で開催した飲み会」、「2週間毎日スパイスカレーを作る」などなど。
色々やったんですけど、特にこの3つはやっておいて良かったなと思ってますね。
ーーーどれも興味深いですね。それぞれ教えてください。
では、まずはリッツカールトンの話から。
25歳くらいの時に、「リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間」という本を読んだんですよね。
リッツカールトンの前日本支社長が書いた本なんですけど、めちゃくちゃざっくり要約するとリッツカールトンのホスピタリティが素晴らしくて、その所以とは何なのかが書かれていました。
それを読んですぐに「泊って体験したい!」と思って、どうせなら特長のある場所がいいなと思ったので香港の九龍にある超高層ビルの102階から118階にあるリッツ・カールトン香港に1人で泊まりに行きました。
新卒3年目などで全然お金もないので、だいぶ背伸びして泊ったんですよね。
正直背伸びしすぎて記憶も曖昧なんですけど、今まで味わったことのないホスピタリティを感じましたね。
体験する全てが新鮮で、ホテルの内装だったり、部屋のアメニティやウェルカムフルーツやパジャマやドライヤーなど、もっと歳をとってからお金があれば誰でも体験できることではあるんですけど、若い時にやってみたからこそ経験としての価値が大きかったなって今となっては感じます。(当時はそんなこと考えてはないんですけど)
また実際にどんな顧客層が宿泊にきているかを見ることができたの面白かったです。
この感覚は今も生かされていて、いいサービスを受けられる場所にはいいお客さんが多いんですよね。ですので参考になることも多いですし、「自分もふさわしい人間になろう」って思えます。
そういった部分に気が付けたことも大きかったですね!
20代の若手って、飲み会の立ち回りとか、仕事の取り組み方とか、若いからこそ経験することを学ぶじゃないですか。でもこの経験だけだと、他の人と同じになっちゃうと思うんですよね。だからこそ、会社の外でもいいので日常生活の延長線上に無い、普通の20代では経験できないことを積極的にすることが、より成長するためにいい刺激になるなって思います。
ーーー確かに、何も考えず生きていると他の同年代の人たちと差別化はされて行かないですね。2つめのエピソードも教えてください。
以前にWebメディアの運営を行っていた時に、「もっと横のつながりを広げたいな」って思って、飲み会を頻繁に開催していたんです。
それこそ最初に開いた飲み会はドメインの取り方すら知らないただの会社員時代に開催したんですけど、経営者や個人事業主を100人近く集まってくれました。
もちろん周りの人に助けられて開催できたんですけど、幹事すらまともにやったことがなかったし、人前に出るのも得意ではなかったので、不安で逃げ出したかった記憶があります笑
でも、とてもいい経験になっているなって感じたので、それから同じような規模の飲み会もやりましたし、10人~30人くらいの規模では何回か開催しました。
若い時って人脈が~とか言いがちだと思うんですけど、ここで色んな人に知り合った経験はめちゃくちゃ良かったなって思っています。
仲良くなった人には遠方でも会いに行ったりして、その人の過去の経験(特に失敗したこと)などを聞いていたんですけど、そこから学んだことは自分の経験のように生きていて、ショートカットできている気がしますね。
その数年でのべ500人くらいには会った気がするんですけど、今でも仲良くしてくださる方も少なくないですし、一緒にお仕事させていただいたりもして、本当に人に生かされているなって思いますね。

ーーー最初に開いた飲み会で100人は規模が段違いですね。では最後のエピソードも教えてください。
28歳くらいのころに、お店で食べたスパイスカレーがすごい美味しくて、「自分でも作りたい」って思ったんですよね。もうその日のうちに作り方を調べて、材料を買い集めて作り始めました。
コロナ禍で暇だったんですよね笑
もともと料理が好きで色々作っていたんですけど、1回作っただけであったり、たまに作る程度だと、その料理に対する解像度が低いままなんですよね。
でも毎日作っていると、ちょっとした変化にも気が付くようになって、そういった部分をメモしておいて次に改善するといったことを繰り返していると、想像していなかったところまで行けることがあります。
元の性質的に凝り性ではあるんですけど、「短い期間で擦り倒した方が身に付くレベルが全然違うんじゃないか?」ってこの時に気が付きました。
自分のことを飽き性だと思っていたんですけど、短い期間でこれでもかってくらい消化して、すぐ次に行っちゃうだけだったんですよね。おかげで趣味が多すぎて困っています笑
少し脱線しましたが、こういった経験から、「実際に行動に移したり、短期間でぎゅっとこなす」ことで、新しい経験・知識をかなり深いレベルで得られると学びました。
そうしないとたどり着けない場所・考え方・言葉ってあると思うんですよね。
こういう、「普通じゃない経験」があるから、「アノマリーであること」に価値があるって確信しています。
「普通じゃないな」って思う人ほどクライアントから信頼されている
ーーーアノマリーなメンバーって、やっぱり成果も出せるんですか?
むしろ、アノマリーなメンバーだからこそ成果を出せると思っています。
Web広告って、ある程度マニュアル化できる部分もあるんですよ。
でも、本当に差がつくのって、「泥臭くやった結果たどり着いたもの」とか「その人にしか築けないクライアントとの関係性」とか、そういう部分じゃないですか。
普通の人は、決められたことをしますよね。それは間違いじゃないと思うんですけど、クライアントからしたら「替えが効く」って思われちゃいますよね。
でも、ちょっと変わった視点を持ってる人、独自の経験を持ってる人は、「この人じゃないとダメだ」「この人と一緒に仕事をしたい」って思ってもらえると思うんですよ。そしてそういった部分が、結果に繋がるんですよね。
実際、うちのメンバーを見てても、「この人、普通じゃないな」って思う人ほど、クライアントから信頼されてる気がしますし、採用でもそう思える人を選んでいると思います。
働いてる本人も面白いし、クライアントも「この会社、なんか面白いな」って思ってくれる。そういう組織が理想

ーーービジョン「アノマリーな存在であり続ける」って、具体的にどういう会社を目指しているんですか?
ちょっと変わった、アノマリーなメンバーが集まった会社にしたいですね。
一般的な会社って、「効率」とか「標準化」を重視するじゃないですか。
でも我々は、一人ひとりの個性とか、その人にしかできないことを大事にしたいんですよ。
成果はもちろん出す。でも、それだけじゃなくて、クライアントとのコミュニケーションとか、提案の仕方とか、大事にしていることとか、そういうところにもその人らしさが出るといいなって思ってます。
結局、面白い会社を目指したいんですよね。
働いてる本人も面白いし、クライアントも「この会社なんか面白いな。一緒に働いていて楽しいな」って思ってくれる。
そういう組織が理想です。
「アノマリー」は経験を掘り下げ、他にない価値を生み出し続ける姿勢そのもの
今回のインタビューを通じて見えてきたのは、「アノマリー」とは単なる奇抜さや変わり者であることではなく、
自分なりの経験を深く掘り下げ、他にはない価値を生み出し続ける姿勢そのものだということでした。
各メンバーが行う「普通じゃない行動」が糧となり、マーケティングの成果になる。そしてそれがクライアントからの信頼へとつながっていく。
「この会社、信頼もできるし、なにより面白い!」
「この人にマーケティングの仕事を依頼したい」
そう思われる存在でいるために、これからも私たちはアノマリーであり続けます。
