インスタ広告の3つのメリット・デメリットを分かりやすく解説
インスタ広告では、日本で6,000万人を超えるユーザーが利用している主要なSNSであるInstagramに広告を掲載することができます。
そんなインスタ広告ですが、まずは始める前にその特徴やメリット・デメリットを把握しておくことが大切。
本記事でインスタ広告のメリット・デメリットを分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
- 成果が出やすい
- 潜在層に届けられる
- ビジュアルでの訴求が可能
インスタ広告の3つのメリット
インスタ広告のメリットは下記3つ。
- 成果が出やすい
- 潜在層に届けられる
- ビジュアルでの訴求が可能
これらを順番に解説していきます。
成果が出やすい
インスタ広告は、数あるWeb広告の中でも成果が出やすい媒体です。場合によっては顕在層を直接狙えるようなリスティング広告よりもCPAが安くなることもあります。
インスタ広告はFacebookやInstagramの登録データや閲覧データなど多彩でプライベートなデータを用いたターゲティングができるのが最大の特徴で、その商材に興味があるであろう方を選別して配信を行います。
弊社のWeb広告運用代行サービスでお客様の広告運用を実施する際でも、リスティングやディスプレイ広告のリターゲティングに次いで実施することが多い媒体です。
ターゲットのニーズに合ったクリエイティブ(画像や動画)を作成することが成果を高めるコツです。
そのためには商材のターゲットをリサーチ・分析したうえで解像度を高めてニーズの掘り下げを行うことが非常に大切です。
潜在層に届けられる
Web広告で成果を目指すとなると、リスティング広告やリターゲティング広告が主要なメニューになります。
リスティング広告やリターゲティング広告はある程度のアクションが保証されているため狙うことができるユーザーは顕在層であることが多いです。
なのでリスティング広告やリターゲティング広告は成果が出やすいことが分かります。
インスタ広告も成果が出やすい広告メニューですが、上記2つのメニューとは違い、潜在層にも広告を配信することができるのが特徴です。
インスタ広告では、配信されるユーザーはターゲティング次第ではあるものの、潜在層のユーザーも多くいます。
Meta社が抱えている様々なデータを用いて潜在層の中でもコンバージョンする可能性の高いユーザーに届けられるというイメージです。
リスティング広告やリターゲティングで顕在層をメインに配信しつつ、インスタ広告で潜在層にも枠を広げてさらなる成果を目指すと言った使い方もできますね。
ビジュアルでの訴求が可能
インスタ広告は画像や動画といったフォーマットがメインの配信です。
基本的にテキストでの訴求となるリスティング広告とは違い、ビジュアルで様々な表現をして商材の訴求が可能です。
画像での配信は他のディスプレイ広告でも可能ですが、インスタ広告はFacebookやInstagramというSNS上で、占有率の高い配信が特徴です。
基本的には画面いっぱいにその広告だけが表示される状態ですので、インパクトの高い表現をすることができますね。
逆にディスプレイ広告では、(特にPCだと)画面の端に表示され全く目立たないといったこともありえます。
また、Meta広告では動画も多く使用されています。
動画では情報量を多くして商材のアピールをすることが可能なため、商材の存在を知らせるとともに魅力を伝えてターゲットを行動させることも可能です。
また、最近ではショート動画の人気が高く、Instagramでもリールを閲覧している方も多くいます。
ショート動画に似たようなフォーマットで広告動画を作成することで、ユーザーの目に止まり興味を引くような工夫もできますね。
インスタ広告の3つのデメリット
インスタ広告のデメリットは下記3つ。
- 画像や動画を用意する必要がある
- 設定や運用に知識が必要
- 商材によっては相性が悪いことも
これらを順番に解説していきます。
画像や動画を用意する必要がある
インスタ広告を配信する場合、基本的には画像や動画といったクリエイティブを用意する必要があります。
また、フィードに配信するのとストーリーやリールに配信する素材ではサイズが異なります。(同じサイズで配信することも可能)
基本的にはサイズ・デザインなどを複数用意することが多いため、リスティング広告に比べると広告の準備に工数がかかることに注意しましょう。
自社でバナー等のデザインができない場合は、外部に依頼をしなければいけないため、ある程度の金額もかかります。
とはいえ、既存の投稿を用いて広告配信をすることも可能ですので、よく見られおり効果が出ているような投稿を広告として利用すれば工数の削減とさらなるリーチを両立することもできますね。
設定や運用に知識が必要
インスタ広告を運用するには、時間と人のリソースが必要です。
専任の担当者がいるのであればまだしも、他の業務をされている方がインスタ広告を運用するのはなかなか骨が折れます。
継続的にモニタリングをしたりキャンペーンの管理をする、いわゆるインスタ広告の運用には手間がかかり、他の業務をしながらだとなかなか対応できません。
さらにインスタ広告は、他の広告媒体に比べると少し設定項目が多く複雑です。正しい設定ができておらず、配信結果に影響するようなこともありえます。
自社で運用できる体制が整っていない場合は、広告代理店といったプロに任せることも検討しましょう。
商材によっては相性が悪いことも
インスタ広告は成果が出やすいとはいえ、商材によっては相性が悪いことも。
以外にもInstagramは若い世代だけが使っているだけではないので、上の世代に向けた商材がダメというわけでもなく、正直配信してみないとわからない部分も多いため一概にどんな商材が悪いというわけではありません。
Instagram広告でどのような商材が配信されているかは、下記の「広告ライブラリ」で検索することができます。
配信しようとしている商材で一度検索をしてみて、あまりそのジャンルの商材が配信されていないようなら少なくとも事例があまりないため実施を慎重に検討することをおすすめします。
逆に事例がたくさんあり、競合企業も配信しているようなら積極的に検討してもいいかもしれません。
また、予算が少ない場合や、商品の認知があまり取れていない場合はインスタ広告ではなく他のWeb広告、または他の施策に取り組んだほうが費用対効果がいいことも十分に考えられます。
取り組んでみなければ分からないことも多いため、配信すること自体を否定するわけではありませんが、配信する前にそのあたりの戦略はしっかりと考えておくことはおすすめします。
結局、インスタ広告は実施するべき?
ここまでインスタ広告のメリットやデメリットを解説しましたが、結論インスタ広告は実施したほうがいいのでしょうか。
もちろん様々な条件を加味する必要はあるのですが、基本的には実施する方がよいと考えます。
まず、インスタ広告は低コストで始められるので、スモールスタートができるからという点が挙げられます。
さらにインスタ広告は効率よく成果を出せる可能性が高いです。
そのため一度少額で実施してみてしっかりと広告効果を計測しつつ、費用対効果を算出して継続して実施するかどうかの判断をすると、機会損失にも無駄な投資にもなりにくくなるのではないでしょうか。
とはいえ、状況によってはインスタ広告だけなく、広告自体を実施するべきではないということも考えられますので、事業全体を考慮した判断が必要なことも意識しておきましょう。
インスタ広告のメリット・デメリット | まとめ
本記事では、インスタ広告のメリット・デメリットを比較しながら解説しました。
- 成果が出やすい
- 潜在層に届けられる
- ビジュアルでの訴求が可能
インスタ広告にはもちろんデメリットもありますが、リソースやノウハウのような問題は代理店に依頼をすることで解消することもできます。
弊社では成果を重視したWeb広告運用代行に取り組んでおります。
「インスタ広告に取り組みたいけどどうすればいい?」のようなざっくりした相談でも問題ございませんので、お気軽にご相談ください。