Meta広告は、Meta社(旧Facebook社)が扱う広告サービスです。
日本でも主要なSNSであるFacebookやInstagramに広告を配信することができ、成果が出やすくWeb広告のメニューとしては非常にメジャーな部類です。
本記事ではそんなMeta広告について解説していきます。
Meta広告とは | 検索したユーザーその場で狙える唯一の広告
Meta広告は数あるWeb広告の中でも、成果が出る可能性の高い広告です。
- Facebook/Instagramに配信
- 成果が出やすい
- 潜在層に届けられる
- ビジュアルでの訴求が可能
- 画像や動画を用意する必要がある
Meta広告のこれらの特徴を順番に解説していきます。
Facebook/Instagramに配信
Meta広告の主な配信先は、主要なSNSであるFacebookとInstagramです。
FacebookとInstagramで、重複してはいるものの合わせて6,000万以上もアクティブユーザーがいますので、リーチ力としては非常に強いと考えられますね。
参考:https://gaiax-socialmedialab.jp/socialmedia/435
どちらかだけに配信することもできますし、どちらかを選んで配信することも可能です。
それぞれのSNSでは、下記のような配信先が代表的です。
- フィード
- ストーリー
- リール
配信面も合わせて選ぶことが可能なため、色々なテストをして成果を試してみるのもおすすめです。
成果が出やすい
Meta広告は、数あるWeb広告の中でも成果が出やすい媒体です。リスティング広告よりもCPAが安くなることもあります。
Meta広告ではFacebookやInstagramの登録データやSNSの閲覧データなどから、ターゲティングの精度が高いことが知られています。
弊社でお客様の広告運用を実施する際でもリスティングやリターゲティングに次いで実施することが多い媒体です。
もちろん商材によって合う合わないはありますが、成果を目指すのであれば実施を検討することをおすすめします。
潜在層に届けられる
Web広告で成果を目指すとなると、リスティング広告やリターゲティング広告が主要なメニューになります。
Meta広告も成果が出やすいですが、上記2つのメニューとは違い潜在層にも広告を配信することができるのが特徴です。

リスティング広告やリターゲティング広告はある程度のアクションが保証されているため、コンバージョンするユーザーは顕在層であることが多いです。
それと比較してMeta広告で配信されるユーザーはターゲティング次第ではあるものの、潜在層のユーザーも多くいます。
Meta社が抱えている様々なデータを用いて潜在層の中でもコンバージョンする可能性の高いユーザーに届けられるというイメージです。
Meta広告とリスティング広告(Google/Yahoo!)の違いを解説
| 比較項目 | Meta広告(Facebook/Instagram) | リスティング広告(Google/Yahoo!) |
| ターゲット層 | 潜在層〜準顕在層(興味関心ベース) | 顕在層(検索キーワードベース) |
| アプローチ方法 | フィードやストーリーズの閲覧中に表示 | 検索エンジンで自ら検索した時に表示 |
| 広告フォーマット | 画像・動画・カルーセル(視覚的訴求) | 主にテキスト(一部画像オプションあり) |
| ターゲティング精度 | SNSの登録情報・行動履歴に基づく高精度な配信 | 検索キーワード・ユーザー属性に基づく配信 |
| CPA(獲得単価) | 商材やクリエイティブ次第で安価に獲得しやすい | 競合が多いキーワードは高騰しやすい |
このように、リスティング広告は「すでにニーズが明確な顕在層(今すぐ客)」の獲得に強い一方、Meta広告は「自ら検索はしていないが、興味を持つ可能性が高い潜在層(そのうち客)」へのアプローチを得意としています。
どちらか一方が優れているというわけではなく、商材や目的に応じた使い分けが重要です。視覚的なアピールが有効な商材や、検索ボリュームが少なくまだ世間に認知されていない新しいサービスを広めたい場合には、Meta広告が特に大きな強みを発揮します。
すでにリスティング広告を実施していてさらに件数を伸ばしたい場合や、認知と獲得を同時に進めたい場合は、Meta広告の導入が非常に効果的です。
ビジュアルでの訴求が可能
Meta広告は画像や動画といったフォーマットがメインの配信です。
基本的にテキストでの訴求となるリスティング広告とは違い、ビジュアルで様々な表現をして商材の訴求が可能です。
特にtoCの商材では、感情に訴えかけるようなイメージの訴求も大事になります。
画像での配信は他のディスプレイ広告でも可能ですが、Meta広告はFacebookやInstagramというSNSでの占有率の高い配信が特徴です。
基本的には画面いっぱいにその広告だけが表示される状態ですので、インパクトの高い表現をすることができますね。
また、Meta広告では動画も多く使用されています。
動画では情報量を多くして商材のアピールをすることが可能ですので、成果が出ることも多いです。
また、最近ではショート動画の人気が高く、Instagramでもリールを閲覧している方も多くいます。
ショート動画に似たようなフォーマットで広告動画を作成することで、ユーザーの目に止まり興味を引くような工夫もできますね。
画像や動画を用意する必要がある
Meta広告を配信する場合、画像や動画を用意する必要があります。
多くの場合、訴求やデザインを変えた複数パターンの画像や動画を使い配信します。
また、フィードに配信するのとストーリーやリールに配信する素材ではサイズが異なります。(同じサイズで配信することも可能)
基本的にはサイズ・デザインなどを複数用意しなければいけないため、リスティング広告に比べると広告の準備に工数がかかることに注意しましょう。
Meta広告の費用は?
ここではMeta広告の費用について説明します。
まずはじめに、Meta広告は数百円から自由に予算を決めて始めることができます。月〜円からといった決まった金額はありませんので、少額から始めても全く問題はありません。
日予算という形で、1日の予算を決めておいてその範囲内で配信が行われます。
そして、表示されるごとに課金されるインプレッション課金で配信が行われることが多いです。
Meta広告のCPMは商材や広告によってかなり幅はありますが、500円〜5,000円ほど。
表示ごとに課金がされるため、限られたインプレッションの中でいかにクリックをしてもらえるかと考えることが大切です。
Meta広告の費用については下記の記事で詳しく解説していますので、合わせてご確認ください。

Meta広告の種類
一口にMeta広告といっても、様々なフォーマットが存在します。
Meta広告で用いられるフォーマットは下記の4つ。
- 画像
- 動画
- カルーセル
- コレクション
主には画像や動画が使われますが、カルーセルやコレクションも使い方によっては効果の高い広告が作成できますので、それぞれ詳しく解説します。
画像は一般的なフォーマット
画像は1枚の静止画を用いるフォーマット。1番工数が少なく作成できるため、まずは画像から始めるのが無難です。
画像で訴求やコピーのテストをした後に、動画に展開するようなことも可能ですね。
主な配信先は下記になります。
- フィード
- ストーリー
- 発見タブ
動画は情報を詰め込めるフォーマット
Meta広告の動画フォーマットは、241分までの任意の時間で配信することができます。
リールやストーリー用の短編のショート動画のようなものから、1分を超えるような少し長めの広告も配信することが可能です。
動画フォーマットは、一瞬でユーザーの興味を惹かなければすぐにスキップされてしまうため、開始1秒〜2秒ほどの間にユーザーの注目をグっと引きつけるような工夫が必要です。
主な配信先は下記になります。
- フィード
- ストーリー
- リール
カルーセルは複数の画像や動画を表示できるフォーマット
カルーセルは複数の画像や動画をスライドできる形で配置するフォーマットです。
独立した複数の訴求を組み合わせることもできますし、一連の訴求を分けて表示させるようなことも可能です。
工夫次第でユーザーの興味を引くような広告を作成することができます。
主な配信先は下記になります。
- フィード
- ストーリー
コレクションは複数の商品を掲載できるフォーマット
コレクションは、主に複数商品を扱うECサイトの広告に使われる広告フォーマットです。
大きめに表示されるカバー画像(または動画)と、商品画像が3点合わせて表示されるような形です。
カバー画像や動画でサイトやブランドのイメージを伝えつつ、商品画像も表示できるため、認知から購入までをカバーできるようなフォーマットですね。
主な配信先は下記になります。
- フィード
- ストーリー
- リール
Meta広告を始めるための事前準備
①facebookアカウントを用意する

Meta広告を配信・管理するためのベースとして、管理者個人のFacebookアカウントが必要です。お持ちでない場合は新規作成し、ログインできる状態にしておきましょう。
②Facebookアカウントの新規作成

「Facebookをはじめよう」の登録画面にて、氏名・生年月日・性別・連絡先(携帯電話番号またはメールアドレス)・パスワードを入力し、新しいアカウントを作成します。
③認証コードの入力とアカウント認証

登録した連絡先(メールアドレスや携帯電話番号)宛てに送信される、5桁の認証コードを入力します。「次へ」をクリックしてアカウントの認証手続きを完了させましょう
④パスワードの保存とアカウント作成完了

認証に成功すると、次回以降のログイン操作を省略するための「パスワードを保存」画面に遷移します。ご自身の環境に合わせて「OK」または「後で」を選択するとFacebookのホーム画面が表示され、個人アカウントの準備は完了です。
⑤「ページ」メニューの選択

Facebookのホーム画面左側にあるメニューから「もっと見る」をクリックして項目を展開し、表示された一覧の中から「ページ」をクリックします。ここから広告配信用となるFacebookページの作成(または連携)を進めます。
⑥「公開ページ」を選択

「ページの作成」画面が表示されたら、2つのオプションのうち上部にある「公開ページ(ビジネス、クリエイター、組織としての活動に利用できます)」を選択し、設定を進めます。
⑦ページ情報の入力

「ページを作成」画面にて、作成するFacebookの「ページ名(必須)」と、ビジネスに該当する「カテゴリ(必須)」を入力します。必要に応じて「自己紹介(任意)」も記入し、ページ作成を進めてください。
⑧ページのカスタマイズ

ページの顔となる「プロフィール写真」と「カバー写真」を追加します。企業のロゴやブランドイメージが伝わる画像をアップロードし、画面下部の「次へ」をクリックして設定を進めましょう。(※後からでも設定・変更が可能です)
⑨Facebookページの作成完了

これでFacebookページの基本的な作成(登録)作業は完了です。作成したページはMeta広告の配信元として使用するため、この後はビジネスマネージャや広告アカウントの連携・初期設定へと進みます。
⑩「今すぐ開始」をクリックして初期設定を始める

次にMetaビジネスマネージャからビジネスポートフォリオを作成します。
Meta Business Suiteの画面(または案内ポップアップ)が表示されたら、画面右上にある青い「今すぐ開始」ボタンをクリックします。ここからビジネスアカウントの具体的な初期設定がスタートします。
⑪広告マネージャの「利用開始」を選択

広告マネージャの案内画面が表示されたら、中央にある青い「利用開始」ボタンをクリックして、広告配信に向けた具体的な設定へと進みます。(※複数人での管理や、Instagramアカウント等との連携を予定している場合は、画面下部の「ビジネスポートフォリオを作成」から進めることをおすすめします。)
⑫ビジネスの業種を選択する

「ビジネスの詳細」設定画面が表示されたら、ドロップダウンメニューを開き、自社のビジネスに最も近い「業種」を選択します。選択が完了したら、右下にある「次へ」をクリックして進みましょう。
⑬支払い情報(所在地・通貨・時間帯)の設定

「支払い情報を追加」画面にて、アカウントの「国/地域(日本)」「通貨(日本円)」「時間帯(アジア、東京)」が正しく選択されているか確認します。これらの項目は設定後に変更できない場合があるため、間違いがないことを確認してから右下の「次へ」をクリックして進みましょう。その後、画面の指示に従って登録を完了させれば、Meta広告を配信するための基本的な事前準備はすべて完了です。お疲れ様でした。ここから新しい広告キャンペーンを作成し、実際の配信準備を進めていきましょう。
Meta広告の成果シミュレーター
※記事内のデータ(推奨予算10万円〜、CPM500〜5,000円等)に基づき試算します。数値を変更してシミュレーションできます。
こちらのシミュレーターは、想定されるコンバージョン数とCPA(獲得単価)を算出するためのものです。なお、CPM(1,000回表示あたりの単価)は扱う商材やターゲットによって変動するため、あくまで目安としてご活用ください。
Meta広告とは? | まとめ
本記事ではMeta広告について詳しく解説しました。
Meta広告は正しい運用をすることで、成果が出る可能性が高いため、Web集客に力を入れる際はぜひとも実施したいところです。
弊社ではMeta広告に力を入れたい企業に向けて、「Meta広告運用代行メニュー」をご提供しておりますので、集客にお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
よくある質問
- 毎月の予算は最低いくら必要ですか?
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システム上は1日数百円から配信可能ですが、AIの学習を最適化して成果を出すためには、最低でも月額10万円〜30万円程度の予算を確保することをおすすめします。
- BtoB(企業向け)商材でもMeta広告は効果がありますか?
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はい、非常に効果的です。Facebookはビジネス目的で利用するユーザーも多く、役職や業界を絞った精緻なターゲティングが可能なため、リード獲得に強みを発揮します。
- 広告の審査に落ちる(配信されない)ことはありますか?
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はい、Metaの広告ポリシーに違反していると審査落ちになります。例えば、過度なビフォーアフター画像(美容・健康系)や、ユーザーに誤解を与える誇大表現、成人向けコンテンツなどは厳格に制限されています。審査に落ちた場合は、クリエイティブやテキストの修正が必要です。
- 自社で運用するか、広告代理店に依頼するか迷っています。
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社内に運用リソースがあり、まずは少額でテストしたい場合は自社運用でも問題ありません。しかし、Meta広告は「機械学習の最適化」と「クリエイティブの高速な改善」が成果の鍵を握ります。月額数十万円以上の予算で早期に確実なCPA改善を目指す場合は、最新ノウハウを持つ運用代行会社への依頼を推奨します。
